高齢の親の電球交換、誰に頼む?東京23区の社協・シルバー人材センターで頼める「ちょこっとサービス」【料金・申し込み方】

公開日:2026-10-16/てくばり お役立ち情報

結論:電球交換は「区の社協」か「シルバー人材センター」に頼めます

高齢の親御さんの家で電球が切れたとき、頼み先は次の2つです。

東京23区では、23区中20区で、どちらかに電球交換を頼めます(2026年10月時点、各団体の公開情報と電話での確認による)。料金は1回200〜650円ほどが中心で、無料の区もあります。

私たちが離れて暮らす親御さんをもつ方にお話を聞くと、「電球が切れたまま、親が4日ほど暗い中で生活していた」「子どもは仕事中だからと、親が頼んでこなかった」という声が何度も出てきました。電球1つでも、高い所に上るのは転倒の危険があります。区のサービスを知っておくだけで、親御さんが自分で頼める先が1つ増えます。

なぜ介護保険のヘルパーには頼めないのか

介護保険の訪問介護(ヘルパー)で頼めるのは、本人の日常生活に必要な家事(掃除・洗濯・調理・買い物など)です。国の通知では、「家具・電気器具等の移動、修繕、模様替え」などが「日常的に行われる家事の範囲を超える行為」として、介護保険の対象外の例に挙げられています。

電球交換そのものは通知に名指しされていませんが、この考え方からヘルパーに断られることがあります(扱いは自治体や事業所の判断によります)。そのため、介護保険のサービスを使っている家庭でも、電球交換だけが宙に浮きがちです。ここを埋めるのが、区の社協やシルバー人材センターの「ちょこっと」「お困りごと」と呼ばれるサービスです。

社協とシルバー人材センターの違いは?

社会福祉協議会(社協) シルバー人材センター
手伝う人 地域の住民(有償ボランティア) 地域の高齢者の会員
料金の目安 30分400〜650円、無料の区もある 1回200〜600円(区の補助つき)、1時間1,100〜1,800円ほど
利用条件 区内在住の高齢者・障害のある方など 区の補助つきのものは「65歳以上のみの世帯」などの条件あり
会員登録 「ちょこっと」は登録不要の区が多い 区によって事前登録が必要
申し込み 電話か窓口 電話か窓口・Webフォーム

どちらも営利の会社ではなく、地域の助け合いとして運営されています。そのため、頼んでもすぐに人が見つからないことがある点は覚えておきましょう。

東京23区で電球交換を頼める先(一覧)

2026年10月時点で、電球交換を頼めることが確認できた先をまとめました。料金・条件は変わることがあるので、申し込む前に各団体へ確認してください。

区 頼める先 料金の目安 主な条件
千代田区 社協(ちょこっとサポート) 30分以内650円 会員登録なしで頼める
中央区 シルバー(暮らしの困りごとサポート) 1回200円(1時間以内) 65歳以上のひとり暮らし・高齢者のみの世帯
新宿区 社協(ちょこっと・暮らしのサポート) 30分程度は無償 交通費などは実費
文京区 シルバー(お助け隊) 1回300円(年4回まで) 70歳以上のみの世帯
墨田区 社協(ミニサポート) 30分400円 高齢者のひとり暮らしなど
江東区 社協(ちょこっと)・シルバー 社協30分500円(年4回まで)。シルバー1時間以内1,710円〜 社協はシーリングライトの交換不可
目黒区 社協(困りごとお助け) 1回30分500円 高齢者のみの世帯
大田区 シルバー(ちょこっとサービス) 1回600円〜 高齢者世帯
世田谷区 シルバー(あったかサポート) 1時間未満1,190円 65歳以上のひとり暮らし・高齢者のみの世帯
渋谷区 社協(ちょこっと)・シルバー(区の軽作業代行サービス) 社協30分500円+交通費。シルバー1時間200円 シルバーは区への事前登録が必要
中野区 社協(高齢者困りごと支援) 無料(実費のみ) 65歳以上のひとり暮らしなど、30分以内
杉並区 シルバー(孫の手) 無料 60歳以上の方のみの世帯。電球の購入代行は有料
豊島区 社協(困りごと援助) 30分500円 65歳以上のひとり暮らしなど
北区 社協(ちょこっとささえ愛)・シルバー 社協30分以内500円。シルバー単発1時間1,600円〜 シルバーは地域により待ちあり
荒川区 社協(ちょこっとサポート) 1回500円(年4回まで) 本人・家族から直接申し込み
板橋区 シルバー(家事のちょっとしたお手伝い) 2時間相当3,540円〜 下見のうえで作業
練馬区 シルバー(お困りごと支援) 1回500円(年6回まで) 75歳以上のみの世帯
足立区 社協(ちょこっとサポート)・シルバー 社協30分400円。シルバー1時間1,515円〜 シルバーは近くに担当できる会員がいる場合
葛飾区 社協(生活支援ボランティア)・シルバー(ご近助隊) 社協は実費のみ。シルバー1回300円(月2回まで) シルバーは65歳以上のみの世帯などで、介護保険サービスを使っていない方
江戸川区 シルバー(シルバーお助け隊) 要問い合わせ 1時間以内で終わる簡単な作業1つ。用具は自分で用意

品川区・港区・台東区は、公開情報と問い合わせの範囲では、電球交換を頼める先が見つかりませんでした(家事援助のサービスはあります)。区の高齢者福祉の窓口や、地域包括支援センターに相談してみてください。

電球交換を頼むまでの流れ

  1. 区と条件を確認する:上の表で、親御さんの区の頼み先と、年齢・世帯の条件を確認します。
  2. 電話で相談する:社協・シルバーの窓口に「電球交換をお願いしたい」と電話します。平日の日中(9時〜17時ごろ)の受付が多いです。
  3. 日時を決める:担当できる人が見つかれば日時が決まります。会員登録や事前登録が必要な区では、先に手続きをします。
  4. 当日は本人が立ち会う:作業は本人が家にいるときに行うのが基本です(本人が不在だと受けない団体があります)。料金はその場で現金で払う区が多いです。

親御さんが電話するのが難しい場合、ご家族からの申し込みを受けている団体も多いです。一方で、荒川区の社協のように「本人・家族から直接」に限っている団体や、渋谷区のシルバーのように区への事前登録が必要なところもあります。

頼む前に知っておきたい注意点

離れて暮らす家族ができること

親御さんが「子どもに頼むのは悪い」と感じていても、区のサービスなら頼みやすい、という方は少なくありません。

てくばりでできること

てくばりは、親御さんが電話一本で頼みごとを伝えると、代わりに手配するサービスです。電球交換などの小さなお手伝いは、対応している区では、てくばりが社協・シルバーへの申し込みと日程調整を代わりに行います。対応していない区では、ご本人・ご家族から申し込む先をお伝えします。

区ごとの対応状況は、てくばりのページの地図で確認できます。

まとめ

※この記事の内容は、2026年10月時点の各団体の公開情報と、てくばりからの電話での確認をもとにしています。最新の内容は各団体にご確認ください。

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